久しぶりの茶懐石♪ 初釜でした。

 

この日曜日は、お茶の先生宅で、初釜でした。

またまた、茶懐石の水屋担当させてもらいました。2年目です。

備忘録として記録しておきます~

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先ずは、燗鍋・盃のあと、飯一文字と向附に汁椀。

向附は、鯛の昆布〆と太刀魚のお造りを加減酢で。

汁椀は、胡麻豆腐に小豆を散らして手作りの白味噌と熟成味噌を合わせて溶き芥子を少し。

一品に、ハリイカの雲丹和えもつけました。

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そして、汁替えの後、煮物椀です。(写真、椎茸が前にきちゃった・・・)

穴子と百合根の真薯に、甘く炊いた亀甲椎茸、軽く焼いたよもぎ餅、薄くスライスした人参と松葉に切った柚子です。

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焼物は、お馴染みの太刀魚編込み塩焼き。

フランス産の岩塩がポイントです。

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強肴は、炊き合わせ。

大根と小芋、イイダコ、それぞれ違った味付けで炊いてます。刻んだ柚子をふんだんに散らして。

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進鉢は、白和え。

白和えって、主婦なら分かると思いますが、脇役みたいなポジションなのに、めちゃ手間かかる贅沢なおかずなんですよね。

今回は、梅麩を味付けして炊いたもの、コンニャクの甘辛煮、せり、水菜、アスパラの塩茹でを入れて和えています。

其々の味が上手く主張してくれるので、塩のみでのシンプルな味付けでも美味しかったです。

ここで、飯器を持っていきます。

その後、小吸物。今回は、昆布をサッとくぐらせた湯に、のし梅を落としたものです。写真撮り忘れちゃった。

 

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それから、八寸。

間違って表さんの盛り付けしちゃったみたい?^^; 逆だーーー

黒豆の刺し方もあるんですよ。 海老は我が家のお馴染み、天使の海老です。それから、数の子を鰹などの粉でまぶしたものです。

その後、おこげを砕いて入れた湯斗と香の物三種を持っていき、茶懐石が終了となります。

素朴だけど、美しいと思いませんか?ゴミが出ないよう、茶懐石には派手さはないのですが、亭主のお客様をゆっくりもてなしたいと想う気持ち、そして、手を煩わせないよう綺麗に返してくれる器はお客様の気持ち、お互いがお互いを想う気持ちがいっぱい詰まった茶懐石なんです。

 

そして、懐石が終わると、濃茶のお菓子を出します。

私も、水屋から席に入り、お茶の時間を楽しませてもらいました♪

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お花が綺麗ですね~。

こんな風に、花を愛でる時間も、普段はないので、心癒されます。

先ずはお花を拝見して・・・。

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台子を拝見、釜を拝見、その後席に入ってお客様の練習させてもらいました♪

途中、稽古で薄茶をたてる役をさせてもらいましたが・・・

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ご覧の通り、必死こいてました(笑)

 

良い一日デシタ。

茶懐石作るの楽しすぎます。

ありがとうございました♪♪♪